夜来香の柩 第三夜 明鏡止水
毎日暑いですね、和奏です。
今日も今日とてシチュCDのレビューを書きますよー。朝っぱらから年齢推奨系だよ←
※詳細なネタバレは出来る限り避けていますが、本編の内容に触れる記事且つ一定年齢を推奨する作品ですので、高校生を含む18歳未満のお嬢様方やこういったジャンルが苦手な方は閲覧をお控えください。また、あくまで一個人の感想ですので辛口評価を含む場合もございます。価値観の違いや小言等を受け入れられない方にもこの先の閲覧はお勧めできません。読後の苦情、および誹謗中傷コメントは受け付けませんのでご了承ください。
意図せぬ内容の露呈を防ぐため、数行下げさせていただきます。
目次
ざっくり紹介
GOLDさんから出ている「夜来香の柩」シリーズ、CVテトラさんの巻が発売になりましたよーっと◎
ジャケ写美し過ぎか!!!(頭抱え)
えー、このジャケ写の男性が今回のお相手です。お名前は緑怜(リュイレン)というそうで。
トラックリスト
- 愛哭
- 刺客
- 焦燥
- 証明
- 胸騒
- 兄弟 -緑怜視点-
- 決別
- 決意
なお、今回のヒロインさんは緑怜さんとの出会い頭の印象により、彼から"愛哭(アイクー)"と呼ばれています。意味は"泣き虫"だそうで「ぴったりだろ」と言われましたが「ぴったりどころかそのままか…」と思いました。笑
基本的に当ブログではヒロインのことは"ヒロインさん"とか"ヒロインちゃん"って書き方をしているのですが、折角固定の呼ばれ方があるので今回は"愛哭ちゃん"と書かせていただきます( ˘ω˘ )◎
感想
初恋同士のカップリングは良いぞ
緑怜さんと愛哭ちゃんの出会い自体がお互い幼少期の頃だったことや、生活環境から考えるに、恐らくお互い初恋だろうし当然アレソレするのも初めて同士だろうと予想ができるんですが"色々初めて同士"のカップリングがこんなにも尊いのか、と…!
何ていうんですかね、彼らが寝食を共にしている場所がいわゆるアングラな地域および組織の中なので、物騒な描写もハラハラする場面もそこそこあるんですが、だからこそ2人だけのシーンでのやりとりがね!甘酸っぱさがね!!引き立つんですよ!!!
緑怜さん生来の性格なのか、愛哭ちゃんに対して結構当たりが強いというか「わざと傷つける発言してるよなぁ」と感じる部分もあるんですが、物語が進んでいくにつれて「お?嫉妬か???お???」と感じることの方が増えてくるし、愛哭ちゃんがいない場面での独白などから"彼にとって愛哭ちゃんがいかに大事か"というのが伝わってくるので「あ~~~好きな子に対して素直になれない男子の典型~~~!!!」ってなりました。笑
キャストについて
安定のCVテトラポット登なんですけれどもね。
冒頭の少年期の緑怜さんとその後のメインパートでの緑怜さんの声にしっかり差があって、少年期のつっけんどんな感じも「ンンン可愛い…!」となったのですが、青年期に声の高さこそ落ち着きつつも口調や雰囲気にどこか少年期の面影を残している感があって「テトラさんの表現力ぅぅぅ!!!」となりました…大変良かった……
あとテトラさんってほんっとに"心を許した・通わせた相手にのみ"声や口調が優しくなる演技めちゃくちゃ上手いですよね…何なん?恋泥棒か???←
愛哭ちゃんに一瞬モヤる
比較的序盤の方で緑怜さんと愛哭ちゃんが敵対組織である"蜘蛛(ジーチュ)"の輩に襲われるシーンがあるんですけれども。
緑怜さんが愛哭ちゃんを逃がそうとしたのにその場に留まり続ける愛哭ちゃんがどうにも理解できないというか、百歩譲って理解はしてもモヤるというか…
自分達が身を置く組織のことも緑怜さんの仕事のことも分かってるはずなのに、今自分がそこにいたら緑怜さんの足手まといになるってことがなんで分かんないかな???っていうモヤモヤがね!出てきてしまってね!!苦笑
「こういうのはファンタジーのお約束でしょ」とか「登場人物の人間関係的な描写する上で必要なんだよ察せ」とか、脳内でフォローに回る別の私もいたんですが最初に聴いてた時はどうにもモヤッとしてしまったので、こういうヒロインが苦手で且つヒロイン込みで愛せない作品は無理ですってタイプの方はちょっと注意した方が良いのかも?と思いました。
緑怜さんの肩が心配
アレソレに関する話なんですが。
そういう場面に突入する前に緑怜さん諸事情で負傷してるんですよね。で、愛哭ちゃんに手当てしてもらってるんですよ。
なのにそのほぼ直後にそういうシーンになだれ込むので「え、肩は???身動きとるのに支障ないんか???」って気になってしまいまして…その辺の時系列をもう少し調整するか、傷の心配はしなくて良いって分かるようなやりとりを入れるかして欲しかったなーとは個人的に少し思いましたㄟ( ・ө・ )ㄏ
まとめ
裏社会系とかアングラ系の作品で個人的に当たりを引いたことがあまりない&現代以外の時代・国設定でヒロインさんが胸糞悪い目に遭うCVテトラさんのCDが続いていたので若干ハラハラした場面もあったのですが、今回はそのどちらにも当てはまらなくてめちゃくちゃホッとしました…!
なお、今回は作中に緑怜さんの兄である玄玉(シェイン)さんも台詞こそありませんがちょくちょく登場します。
公式サイトを見る限り第一夜・第二夜ともに相手は玄玉さんではないようなので、今後第四夜として彼のエピソードも出てくるのかなぁと思っています◎
キャスト誰だろうなー( ˙꒳˙ )
ところで今回もタイトルコールあったんですけどあんまり気にならなかったんですよね。
何でだろう…台詞・BGM共に「ここから物語が始まるんだ」ってしっかり分かる演出だったから、かしら…?